なんで本を読むといいの?
勉強の為…というより楽しい人生を過ごすには必須です
分かりやすい本があるので、ご紹介します
本を読む人だけが手にするものはこんな本

概要と作者・藤原和博さんについて
タイトル通り、なぜ本を読むとよいのか?について書かれています。
著者:藤原和博
教育改革実践家。杉並区立和田中学校元校長。元リクルート社フェロー
私が藤原さんの本に出会ったきっかけは、キングコングの西野亮廣さんが「バチクソに面白いから絶対に読んだ方がいい!」と藤原さんの本をオススメしていたから。
本書と、西野さんの書籍の中でも紹介されている本です。
確かにバチクソ面白かった!
あわせて読むと理解が深まりますよ。
印象に残った5つのフレーズと感想

20世紀型の成長社会が象徴する「みんな一緒」という時代から、
21世紀型の成熟社会が象徴する「それぞれ一人一人」いう時代に変わった
P15
よく聞く、いい大学を出て、いい会社で定年まで働いて、家を買って…というのが幸せだ、という時代は終わったという事ですね。
人よりも会社の寿命の方が短い(2018年に倒産した企業の平均寿命は23.9年)とも言われているので、「みんな一緒」ではなく「自分はどうしたいのか」を考えて生きる時代です。
「それぞれ一人一人」の幸福をつかむための軸となる教養は、自分で獲得しなければならない。そのためには読書が欠かせないというところに行き着くのだ。
P21
これがこの本の結論かな、と思います。
自分にとっての幸福論を自分で考えて、見つけていくことが大切ですね。
幸福論を見つけるためには、読書で色んな人の経験や考え方(教養)を学び、自分という軸をしっかり作る必要があります。
作品は作家の「脳のかけら」である。
その脳のかけらを、読者は本を読むことで自分の脳につなげる事が出来るのだ。
P78
ちなみに、脳のかけらをつなげやすくするために、脳にフックのようなもの(受容体)が必要です。
複雑な構造のフック(色んな「脳のかけら」がつながりやすくなる)を作るには、いろいろな著者の本を読むことが大切とも書いてあります。
300冊を超えたあたりからだったと思うが、自分のなかから言葉があふれ出すようになった。
P125
300冊のブレイクスルーとして書かれてあり、とても印象に残っています。
このブログを書いている時点で、私は200冊位。
300冊になった時、そしてそれ以降はどうなるのかが楽しみです。
21世紀型の成熟社会で求められるのが情報編集力である。
情報編集力とは、身につけた知識や技術を組み合わせて、”納得解”を導き出す力だ。
P133
20世紀型の成長社会は、一つの正解を導き出す「ジグソーパズル型思考」。
21世紀型の成熟社会は、自分の納得する解を導き出す「レゴブロック型思考」と例えてあります。
レゴブロックで物を作る時って、平面だけではなく色んな視点や組み合わせ方法を考える必要がある。
そして、普通のパズルと違ってレゴブロックは正解がない。
読んだ時、めちゃくちゃ分かりやすい例え方だと思いました
人生を楽しくする為に読書をしよう

- これからはそれぞれ一人一人の時代。
- 自分なりの幸福論を見つけるためには、読書で視野を広げる必要がある
- 色んな人の脳のかけらを繋げて、成熟社会を楽しく過ごそう!